Case Study

アジア・パシフィック及びアフリカにおける小規模農家支援

2020年4月14日

融資の概要

 
  • 事業主体:Olam International Limited(Olam社)
  • 所在地:インドネシア、パプア・ニューギニア、東ティモール、ベトナム、ウガンダ
  • 調印年月:2020年4月(過去の投融資:2003年、2013年、2016年)
  •  日本の投資家:三菱商事
  • 日本のパートナー:国際協力機構

 

IFCは、国際協力機構(JICA)とともに、2020年4月、三菱商事が出資するシンガポールの食料・農産物事業会社Olam International Limited(Olam社)との間で、小規模農家を支援するプロジェクトに、IFCは最大1億2,000万米ドル、JICAは最大5,600万米ドルの融資を提供することで合意しました。同プロジェクトは、インドネシア、パプア・ニューギニア、東ティモール、ベトナム及びウガンダの小規模農家の市場アクセスを改善し、所得向上に貢献することが期待されています。JICAは、インドネシアでカカオ栽培を営む小規模農家の生産拡大に資金を提供しました。本件は、農業分野におけるIFCとJICAの初の協調融資案件となります。

IFCは、2016年にも雇用機会の創出や小規模農家の支援に繋がるOlam社のナイジェリア及びインドでの食品加工施設の拡充プロジェクトに、1億7,500万米ドルの融資で合意しています。

 

日本企業との協働案件

三菱商事/2017年

東アジア地域:医療機器販売

サラダボウル社/2017年

ベトナム:アグリビジネス

カゴメ/2017年

セネガル:アグリビジネス